靴選び間違ってませんか?
自己紹介でもお伝えしてる通り,私は靴屋の販売員をしています👠
毎日,たくさんの接客をしていると気づくことがあります。
それは,「ちゃんと足にあった靴を選べている人はほとんどいない」ということです。
靴ってデザインだけで選ばれる方がほとんどですよね?
特にスニーカーは,パンプスと違い,靴ずれという分かりやすいSOSが出ないので,間違えたサイズで履いている人がほとんどです。
ですが,靴ずれしないこと=足にあった靴という訳ではありません。
間違った靴を履き続けていると,美容的にも健康的にも恐ろしいことが起こってしまうのです。
合わない靴を履いてると…
では合わない靴を履いてると,どんなことが起こるのでしょうか?
みなさんが一番良く聞くのはこれじゃないでしょうか?
『外反母趾』
さて,外反母趾になる理由はなんだと思いますか?
「幅の細い靴を履いているから。」
というのが,一般的な答えです。
これが大きな間違いなんです。
確かに,幅が細すぎて合わない靴を履いているのも理由の1つではあります。
しかしこの正しい答えは,「幅の合わない靴を履いているから。」です。
実は,細い靴を履いているからだけでなく,幅の広い靴を履いていることも,外反母趾の原因になるのです。
「外反母趾だから幅の広い靴を探してる。」
そういう方は多いですが,むしろ外反母趾を促進してしまっているのです。
外反母趾になるのは,細いつま先に指が押されてしまうからです。
幅の広い靴を履くと,横がユルユルで足が中で動いてしまい,本来行くはずのない細いつま先部分に足が行ってしまいます。
それで,細い靴を履いたときと同じように指が潰されてしまうので,外反母趾になるのです。
外反母趾を防ぐには,横幅はキツイものでも,ゆるゆるなものでもなく,『ピッタリとした靴』を履きましょう❕
※ちなみに,小指側が内側に向かってしまうことは内反小趾といいます。どちらも原因は同じです。
まだまだある間違い
間違った靴選びの例は他にもあります。
例えば,
「靴は軽い方がいい」
「柔らかくて伸びる靴がいい」
「すっと履ける靴がいい」
これらはどれも,足のためを思うと避けた方がいい選び方です。
理由はそれぞれ,
・軽い靴…強度やクッション性が劣る場合が多く,歩いたときの衝撃を十分に吸収しないので足が疲れやすくなる
・柔らかい靴…足の位置が安定しずらいので,しっかり支えきれず,その状態が続くと足が疲れるのは疎か,外反母趾などの変形を招いてしまう。
・履きやすい靴…履きやすい=脱げもしやすいので,つま先で靴を引っ掛けて歩くので,足に余計な力が入り,ハンマートゥ等の変形に繋がる。
楽な靴って意外と弊害が多いこと,わかっていただけましたでしょうか?
足にいい靴って,実は結構めんどくさいんです^^;
まとめ
日々の積み重ねが,10年後20年後の足トラブルに繋がります。
次回は,現役靴屋さんの正しい靴の選び方をご紹介します❕❕
.
あなたのキレイのために,少しでも力になれれば幸いです。
それでは(@^^)/~~~
にほんブログ村
コメント